結論
メンタル不調に関する診断書が提出された場合でも、すぐに休職や配置転換を決める必要はありません。
まずは診断書の内容を確認し、本人の状況や会社の規定を踏まえながら、必要に応じて産業医や関係者と連携して対応を進めることが大切です。
この記事でわかること
・診断書が提出されたときの基本的な流れ
・人事担当者が最初に確認したいポイント
・対応に迷いやすい場面での考え方
・休職や就業配慮を検討する際のポイント
こんなお悩みはありませんか?
・診断書が出たら休職にしなければいけないの?
・本人は働けると言っているけれど大丈夫?
・会社としてどこまで判断してよいの?
・主治医と産業医の意見が違う場合はどうする?
このような相談は、人事担当者や管理職からよく寄せられます。
診断書が出たときの前提
まず押さえておきたいのは、
「診断」と「就業判断」は別である
ということです。
診断書は、
・医療的な診断
・治療の方向性
・休養の必要性
などを示すものです。
一方で、
・働けるかどうか
・どのような配慮が必要か
・休職が必要か
といった判断は、会社として検討していく必要があります。
診断書が提出されたときの基本的な流れ
① 診断書の内容を確認する
まずは、
・病名
・休養の必要性
・就業制限
・療養期間
などを確認します。
② 本人の状況を確認する
診断書だけでは分からないことも多くあります。
そのため、
・現在の体調
・業務への影響
・本人の意向
なども確認します。
③ 関係者と連携する
必要に応じて、
・人事
・上司
・産業医
などと連携します。
本人のプライバシーに配慮しながら、業務上必要な範囲で情報共有を行うことが重要です。
④ 対応方針を検討する
状況に応じて、
・休職
・業務量の調整
・勤務時間の見直し
・配置転換
などを検討します。
人事担当者が迷いやすいポイント
現場では、
・診断書が出たら必ず休職にするべきか
・本人が働けると言った場合はどうするか
・どこまで配慮すればよいのか
といった悩みがよくあります。
しかし、これらに一律の正解はありません。
本人の状態や業務内容、会社の規定によって対応は変わります。
療養と就業のバランスを考える
診断書が提出されたからといって、必ずしも休職になるとは限りません。
状況によっては、
・業務負荷を軽減する
・勤務時間を短縮する
・配置を見直す
などの対応を行いながら働き続けることもあります。
重要なのは、
無理をさせないこと
孤立させないこと
です。
判断に迷ったときの考え方
判断に迷ったときは、
・一人で決めない
・複数の視点で整理する
・関係者と連携する
この3つを意識することが大切です。
人事担当者が一人で抱え込まず、産業医や上司と連携しながら進めることで、対応の負担を減らすことができます。
まとめ|診断書が出たらまず状況整理から
メンタル不調で診断書が提出されたときは、
・診断と就業判断を分けて考える
・対応の流れを整理する
・複数の視点で判断する
ことが重要です。
「何が正解か」を探すよりも、「どのように整理して進めるか」を考えることで、対応しやすくなります。
診断書対応でお困りではありませんか?
診断書対応は、状況によって判断が分かれる場面も少なくありません。
私は産業保健師・公認心理師として、人事担当者や管理職の判断支援を行っています。
「何から始めればよいかわからない」
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