診断書に「抑うつ状態」と書かれていたら?人事担当者が確認したいポイント

目次

結論

診断書に「抑うつ状態」と書かれていても、それだけで病名や就業可否を判断することはできません。

まずは診断書の内容を確認し、必要に応じて本人や主治医、産業医などと連携しながら適切に対応することが大切です。

この記事でわかること

・「抑うつ状態」とは何か

・診断書で確認したいポイント

・人事担当者が避けたい対応

・今後の対応の進め方

こんなお悩みありませんか?

・診断書に「抑うつ状態」と書かれていた

・休職が必要なのかわからない

・どこまで確認してよいかわからない

・管理職から相談を受けている

・対応方法に不安がある

このような相談は、人事担当者からよく聞かれます。

「抑うつ状態」とは?

診断書に記載される「抑うつ状態」は、病名ではなく状態を表している場合があります。

例えば、

・気分の落ち込み

・意欲の低下

・不眠

・疲労感

・集中力の低下

などの症状が見られる状態です。

そのため、

「うつ病と診断された」

とすぐに判断することはできません。

まずは診断書の内容を正しく理解することが大切です。

診断書で確認したいポイント

就業に関する記載

最も重要なのは、就業可否に関する記載です。

例えば、

・休養を要する

・一定期間の療養が必要

・就業制限が必要

などが記載されていることがあります。

休養期間

いつまで療養が必要とされているのか確認します。

医師からの指示

勤務時間の制限や業務内容への配慮が必要な場合もあります。

人事担当者が避けたい対応

病名を決めつける

「うつ病ですね」

などと決めつけることは避けましょう。

診断書だけで判断する

診断書の内容だけで対応を決めるのではなく、本人の状況も確認することが大切です。

復職時期を急いで確認する

本人が不安定な状態の場合、プレッシャーになることがあります。

本人との面談で確認したいこと

診断書を受け取った後は、本人の状況も確認しましょう。

体調の状況

無理のない範囲で体調について確認します。

治療状況

通院や服薬の状況を確認することがあります。

ただし、詳細な医療情報を無理に聞き出す必要はありません。

今後の希望

休職を希望しているのか、就業継続を希望しているのかも重要な情報です。

必要に応じて専門家と連携する

対応に迷う場合は、

・産業医

・産業保健師

・公認心理師

などの専門家と連携することも大切です。

特に就業可否や復職判断については、医学的な視点が必要になる場合があります。

実際の現場で感じること

私が企業支援を行う中でも、

「抑うつ状態と書かれていたので、すぐに休職だと思った」

というケースがあります。

しかし実際には、

・就業継続が可能だったケース

・業務調整で対応できたケース

・休職が必要だったケース

などさまざまです。

診断書の一言だけで判断せず、状況全体を見ることが大切です。

まとめ

診断書に「抑うつ状態」と記載されていても、それだけで病名や就業可否を判断することはできません。

まずは診断書の内容を確認し、本人の状況も把握したうえで、必要に応じて専門家と連携しながら対応することが重要です。

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