復職後に残業はさせてよい?人事担当者が知っておきたい考え方

目次

結論

復職後すぐに通常どおりの残業を行うことは慎重に考える必要があります。

主治医の意見や本人の体調、業務内容を踏まえながら、段階的に勤務負荷を調整していくことが大切です。

この記事でわかること

・復職後の残業を考える際のポイント

・残業制限の考え方

・再休職を防ぐための対応

・人事担当者が確認したいこと

こんなお悩みありませんか?

・復職した社員に残業をお願いしてよいかわからない

・いつから通常勤務に戻せばよいかわからない

・残業制限はどのくらい続けるべきか迷う

・再休職を防ぎたい

・管理職との認識を統一したい

このようなお悩みは、多くの企業で聞かれます。

復職できた=元通り働ける、ではない

主治医から復職可能と判断されても、体力や集中力が完全に回復しているとは限りません。

実際には、

・疲れやすい

・集中力が続かない

・通勤だけで負担を感じる

といった状態で復職するケースもあります。

そのため、復職直後から以前と同じ働き方を求めることはリスクになる場合があります。

なぜ残業に注意が必要なのか?

疲労が蓄積しやすい

復職直後は心身ともに回復途中です。

短期間の残業でも負担が大きくなることがあります。

不調の再燃につながることがある

無理をして頑張りすぎる方ほど、

「大丈夫です」

と答えながら限界まで頑張ってしまうことがあります。

周囲も気づきにくい

復職後しばらくは緊張感もあり、周囲からは順調に見えることがあります。

残業制限はどう考える?

主治医や産業医の意見を確認する

診断書や意見書に残業制限が記載されている場合があります。

段階的に負荷を上げる

最初から通常勤務に戻すのではなく、

・残業なし

・短時間の残業

・通常勤務

というように段階的に進める方法もあります。

本人の申告だけで判断しない

「大丈夫です」という言葉だけで判断するのは危険な場合があります。

人事担当者が確認したいポイント

睡眠は取れているか

疲労感はないか

通院は継続できているか

業務量は適切か

これらを定期的な面談で確認することが重要です。

実際の現場で感じること

私が企業支援を行う中でも、

再休職につながったケースでは、

「思ったより早く通常業務に戻していた」

「本人が無理をしていた」

ということがあります。

一方で、段階的に業務負荷を上げたケースでは、安定して勤務を継続できることも少なくありません。

復職支援で大切なのは長く働き続けること

復職支援の目的は、

「早く元に戻すこと」

ではありません。

「無理なく働き続けられる状態をつくること」

です。

その視点を持つことで、再休職予防にもつながります。

まとめ

復職後の残業は一律に可否を決めるものではありません。

本人の体調や主治医の意見、業務内容を踏まえながら慎重に判断することが大切です。

復職直後は特に無理をさせず、段階的に勤務負荷を調整していきましょう。

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