「頑張って」が負担になることも|管理職が知っておきたい部下への声かけ
「頑張って。」
私たちは日常の中で、ごく自然に使う言葉です。
相手を励ましたい。
応援したい。
そんな気持ちから伝えることも多いでしょう。
しかし、メンタルヘルス不調を抱えている人にとっては、この一言が負担になってしまうことがあります。
私は企業で10年以上、産業保健師として人事担当者や管理職と一緒に、メンタルヘルス対応や休職・復職支援に携わってきました。
その中で感じるのは、多くの管理職は「何を言えばよいかわからない」と悩んでいるということです。
こんなお悩みはありませんか?
・励ましたいけれど、どんな言葉をかければよいかわからない
・「頑張って」と言わない方がよいと聞いたことがある
・部下との距離感に迷っている
・管理職として安心して声をかけたい
・ラインケアを学びたい
この記事では、声かけで大切にしたい考え方をご紹介します。
「頑張って」が負担になる理由
メンタルヘルス不調のとき、多くの人はすでに精一杯頑張っています。
だからこそ、「もっと頑張って」と受け取られてしまうことがあります。
もちろん、「頑張って」という言葉が必ずしも悪いわけではありません。
大切なのは、相手の状態に合わせて言葉を選ぶことです。
言葉よりも「伝わる安心感」
管理職に求められるのは、正解の言葉を探すことではありません。
「話してくれてありがとう。」
「何かあれば一緒に考えましょう。」
そんな言葉の方が、安心につながることもあります。
どんな言葉を使うかよりも、「この人には相談しても大丈夫」と思ってもらえる関係づくりが大切です。
管理職も完璧でなくて大丈夫
「間違ったことを言ったらどうしよう。」
そう不安に思う管理職は少なくありません。
だからこそ、一人で抱え込まず、人事担当者や産業医、産業保健スタッフと連携しながら対応することも大切です。
よくある質問
「頑張って」と言ってはいけないのでしょうか?
必ずしもそうではありません。大切なのは、相手の状態や関係性を踏まえて言葉を選ぶことです。
何を話せばよいかわからないときはどうしたらよいですか?
無理に励まそうとせず、安心して話せる時間や雰囲気をつくることから始めてみましょう。
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「管理職の声かけについて研修をしてほしい。」
「ラインケアを実践的に学びたい。」
このようなご相談をいただくことがあります。
TOMONIE産業保健オフィスでは、管理職研修やラインケア研修を通じて、現場で実践しやすいコミュニケーションをお伝えしています。
会社の状況に合わせた研修も承っていますので、お気軽にご相談ください。