受診していない|人事担当者はどう対応すればよい?
「最近、眠れなくて……。」
「仕事に行くのがつらいです。」
社員から相談を受けたものの、
「まだ病院には行っていません。」
と言われることがあります。
人事担当者や管理職として、
「受診を勧めた方がいいのだろうか。」
「無理に勧めてもいいのだろうか。」
と迷われることも少なくありません。
私は企業で10年以上、産業保健師として人事担当者や管理職と一緒に、メンタルヘルス対応や休職・復職支援に携わってきました。
その経験から感じるのは、受診を勧めることよりも先に大切なことがあるということです。
こんなお悩みはありませんか?
・社員から不調の相談を受けたが、まだ受診していない
・受診を勧めるべきか迷っている
・本人が「様子を見ます」と話している
・管理職から相談を受けた
・今後どのように対応すればよいかわからない
この記事では、そのような場面で人事担当者や管理職が考えたいポイントをご紹介します。
まずは「受診していない理由」を確認する
受診していない理由は、人によって異なります。
「どこの病院に行けばよいかわからない。」
「仕事を休めない。」
「病院へ行くほどではないと思っている。」
「精神科や心療内科に行くことへ抵抗がある。」
理由を聞かずに受診だけを勧めても、行動につながらないことがあります。
まずは、本人がどのように感じているのかを確認することが大切です。
「受診してください」だけでは伝わらないことがあります
人事担当者や管理職として心配になると、
「一度病院へ行ってください。」
と伝えたくなるかもしれません。
もちろん受診が必要な場合もあります。
しかし、受診を勧めるだけでは、本人が動けないことも少なくありません。
受診への不安や迷いがある場合には、その気持ちにも耳を傾けながら、一緒に整理していくことが大切です。
一人で判断しない
メンタルヘルス対応では、人事担当者や管理職だけで判断することはおすすめできません。
必要に応じて産業医や産業保健師と連携しながら進めることで、本人の状況に合わせた対応を考えやすくなります。
「まだ受診していないから様子を見よう。」
「すぐに休職した方がいい。」
どちらか一つに決めるのではなく、状況に応じて判断することが大切です。
よくある質問
本人が受診を希望しない場合はどうすればよいですか?
無理に受診を強く勧めることが適切とは限りません。まずは理由を確認し、状況に応じて産業医や産業保健スタッフとも連携しながら対応を検討します。
診断書がなくても相談に乗ってよいのでしょうか?
はい。診断書が提出される前の段階でも、人事担当者や管理職が相談を受けることは少なくありません。早い段階で状況を整理することが、その後の支援につながります。
まとめ
社員がまだ受診していない場合には、「受診を勧めること」だけが対応ではありません。
まずは本人の状況や気持ちを確認し、必要に応じて関係者と連携しながら進めることが大切です。
焦って結論を出すよりも、一つずつ状況を整理していくことが、その後の支援につながります。
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「受診を勧めるべきか迷っている。」
「診断書がない段階で相談を受けた。」
「会社としてどのように対応すればよいかわからない。」
このようなご相談をいただくことがあります。
TOMONIE産業保健オフィスでは、人事担当者や管理職の相談相手として、メンタルヘルス対応や休職・復職支援を行っています。
会社の状況に合わせて、一緒に整理しながら対応を考えるお手伝いをしています。
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