こんにちは。
のん|産業保健師×公認心理師です。
こちらを読んでいただき、ありがとうございます。
企業の中で働く方のメンタルヘルス支援に関わる中で、
よく耳にするのがこんな言葉です。
「気づいたときには、もう休職寸前だった」
「もう少し早く気づけていたら…」
今回は、そんな後悔を少しでも減らすために、
“メンタル不調の前に出やすいサイン”についてお伝えします。
「なんとなく気になる」は、気のせいではないことがある
最近、こんな変化はありませんか?
・急に遅刻や欠勤が増えた
・表情が少し暗くなった気がする
・会話が減った
「たまたまかもしれない」
「忙しいだけかもしれない」
そう思うことも自然ですが、
実はその違和感は、初期サインであることも少なくありません。
メンタル不調の前に出やすい5つのサイン
現場でよく見られる変化を、5つにまとめました。
① 遅刻・欠勤が増える
これまで安定していた方ほど、変化が分かりやすいポイントです。
② ミスが増える
小さなミスや、これまでしなかったようなミスが目立つようになります。
③ 反応が遅くなる
返事が遅くなったり、指示への反応が鈍くなることがあります。
④ 周囲との距離ができる
雑談に入らなくなる、会話を避けるなど、少しずつ孤立していきます。
⑤ 身だしなみの変化
服装や髪型などに変化が出ることもあります。
なぜ見逃されてしまうのか
これらのサインは、どれも「よくあること」に見えます。
そのため、
・業務が忙しい
・本人も無理をしている
こうした状況が重なると、
気づいていても後回しになってしまうことが少なくありません。
放置すると起こりやすいこと
初期の段階であれば、
少しの関わりで回復につながることもあります。
ただ、そのままにしてしまうと
・休職
・離職
・周囲への影響の拡大
といった形で、組織全体に影響が広がることもあります。
どう関わればいいのか
「正しい声かけをしなければ」と思うと、
かえって動けなくなることがあります。
まずは、
「気づいているよ」という姿勢を伝えること
それだけでも、本人にとっては大きな支えになります。
一人で抱えなくて大丈夫です
社員の変化に気づいたとき、
「どう対応すればいいか分からない」と感じるのは自然なことです。
そんなときは、
一人で抱え込まずに専門職に相談することで、
早い段階で対応できるケースも多くあります。
もし、似たようなケースで悩まれている場合は、
お気軽にご相談ください。
まとめ
・メンタル不調には初期サインがある
・「なんとなく気になる」は大切な感覚
・早い段階での関わりが、その後を大きく変える
日々忙しい中でも、
少しの違和感に目を向けることが、
大きな予防につながります。
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