こんにちは。
産業保健師・公認心理師の、のんです。
企業のメンタルヘルスや産業保健体制づくりを、外部の立場からサポートしています。
この記事では、
「産業医はいるけれど、うまく機能していない気がする」
そんな企業様に向けて、現場でよく起きていることと、その背景、そして改善のヒントをお伝えします。
産業医はいるのに、なぜか回らない
・面談は実施している
・意見書も出ている
・制度としては整っている
それでも、
・その後の対応が曖昧になる
・現場が動かない
・人事の負担だけが増えている
こうした状態に、心当たりはないでしょうか。
実際の現場でも、
「産業医にどこまで依頼していいのかわからない」
というご相談は少なくありません。
産業医の役割と、現場で起きているギャップ
産業医は、本来
・専門的な判断を行う
・リスクを評価する
・企業としての対応方針を支える
といった役割を担っています。
一方で、日々の現場では
・人事が対応に迷う
・現場との調整が進まない
・フォローが継続できない
といった“実務”の部分で、止まってしまうことがあります。
ここに、小さなギャップが生まれます。
見落とされやすい「もう一つの役割」
このギャップの背景には、
「判断する人」と「動かす人」が分かれている
という構造があります。
産業医は「判断する専門家」。
では、その判断をもとに
・誰が動くのか
・誰が調整するのか
・誰が継続して関わるのか
この部分が曖昧なままだと、
せっかくの専門的な判断が、現場で活かされにくくなります。
産業保健師がいることで起きる変化
ここで重要になるのが、
「間に立つ役割」です。
産業保健師は、
・産業医の判断をわかりやすく現場に伝える
・人事や管理職と連携して具体的な対応につなげる
・面談後のフォローを継続する
といった役割を担います。
いわば、
“専門的な判断を、実務として機能させる役割”です。
企業側にとってのメリット
体制が整うことで、
・人事の負担が軽減される
・産業医とのやりとりがスムーズになる
・対応が属人化しにくくなる
・継続的なフォローが可能になる
結果として、
「制度としてある」状態から「実際に機能している状態」へ
変わっていきます。
まずは、役割の整理から
いきなり大きく変える必要はありません。
まずは、
・産業医
・人事
・現場
それぞれの役割がどうなっているかを、
一度整理してみるだけでも、見えてくるものがあります。
まとめ|産業医を“活かせている会社”の共通点
産業医がいることと、
産業医が機能していることは、別です。
うまくいっている企業では、
・役割が整理されている
・間に立つ人がいる
・継続的な関わりがある
といった特徴が見られます。
ご相談について
「今の体制が合っているのか分からない」
「何から整えればいいか迷っている」
そんな段階からでも大丈夫です。
現場に無理のない形で、
産業保健体制を整えるお手伝いをしています。
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